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データ:小学4年~中学1年のこどもを持つ母親416人。2009年ロート製薬調べ
年々、視力の低いこどもが増えています。
日本のこどもの近視は増加傾向にあり、1984年から1996年で増加しています。 1996年以降の調査データはなく、2017年に慶應大眼科教室の近視研究チームが東京都内の小中学校で近視の有病率を調査したところ、小学生で76.5%、中学生で94.9%という結果に。
スポーツなど外で遊べる時間・場所・仲間が減った
近視は、遺伝的要因と環境要因の両方が関係すると言われています。 近年になって近視が増えているのは、環境による影響が大きいと考えられています。
インドの都市部の小中学校(年齢中央値11.6歳)、9884人を対象に読み書き、テレビ、コンピューター・ビデオゲーム、外遊びに費やす時間を調査し、各行為が0か、少ない子を1とし、近視になるリスクを調べた研究です。
慶應義塾大学病院など日本の6ヵ所の眼科医療機関に来院した患者を対象に、睡眠と近視の関係を分析。強度近視のこども(10~19歳)は、近視でないこどもに比べて就寝時間が遅く、また睡眠時間が短いことが分かります。
複数あてはまる場合は、将来、近視になるリスクが高まるといわれています。
近視を進ませないために今できること
たいせつなこどもの目。 からだも目も成長する学童期は、定期的な検査を受け、適切な指導を受けることが大切。 目について気になることがあれば、眼科医に相談しましょう。
監修
慶應義塾大学医学部 眼科学教室 森 紀和子 先生