子どもの近視は年齢があがるにつれて進行することが多く、発症年齢が早いほど、将来、より強い近視になる傾向があります。
また、近視が進みすぎると失明にいたる目の病気(眼疾患)になる可能性も高まるといわれています。
だからこそ、なるべく近視が進まない
ようにすることが大切なのです。
シンガポールの7~9歳の学童928人を11歳まで追跡調査し、年間の近視進行率をグラフ化したものです。
近視の進行期間が長いこどもほど、将来近視が強くなることがわかります。
※このグラフにおける近視発症年齢とは、近視を矯正するために眼鏡が初めて処方された年齢を指しています。
子どもの近視の急激な増加は、現代の子どもを取り巻く生活環境の変化が関係しているとも言われています。子どもの近視の実態、どういった生活習慣が近視と関係しているかについては、「子どもの近視は増えている」で解説しています。