interview

妊活中は、
夫婦で気持ちのすれ違いが起こりがちです。
そういったときの対処法とは?
夫婦、カップルが「ふたり妊活」に前向きに
取り組むヒントを、
有識者の
おおたとしまささんと、ロート製薬の宮下さんに
語り合っていただきました。

  • 5年後、10年後の社会で
    「ふたり妊活」が当たり前になって欲しい
    by ロート製薬

    • 宮下さん:排卵日予測検査薬「ドゥーテストLHa」のテレビCMを開始したのが2016年。当時から「ふたり妊活」をテーマに、プロモーション活動を進めてきましたが、まだ浸透したとは言い切れません。もっと広めるためにも、「妊活白書」として、データを発表し世の中に発信していくことで、5年後、10年後、「ふたり妊活」が当たり前という社会になればいいなと考えています。
    • おおたさん:妊活は、夫婦で取り組むものです。しかし、うまくいかないと感情的になり、お互い相手のせいにしがちですが、客観的なデータがあることで、男女間の理解が深まるのではないかと期待しています。「妊活白書」のアンケートで、「ふたり妊活」ができていると答えた方が44%もいたことに、希望を感じますね。
  • 排卵日予測検査薬はデータが好きな
    男性向きのガジェットかもしれない
    by おおた

    • 宮下さん:同僚が電車で妊活を話題にしている20代の男性たちに遭遇したのですが、「排卵日検査薬を使ったらどう?」という声があったとか。ある女性は、夫には秘密にして排卵日予測検査薬を使っていたけれど、テレビCMを見た夫から「使ってみたら?」と提案されたそうで、女性の気持ちが軽くなったという声もありました。テレビCMの影響もあり、男性にも排卵日予測検査薬が認知されることで、「ふたり妊活」がもっと広がっていけば嬉しいなと思っています。
    • おおたさん:男性が排卵日予測検査薬という存在を知って、女性がオープンに使えるようになったのはいいことですね。男性は一般的な傾向でいうと、データが好き。基礎体温だけより、排卵日予測検査薬も使うことで、信頼性が高くなって、男性でも受け入れやすい。男性好みのガジェットかもしれませんね。
  • 排卵日1週間前から
    スキンシップを深めて、夫婦生活へ
    by おおた

    • 宮下さん:最近、男性不妊の番組が放送されたり、男性タレントさんが不妊治療の体験をオープンにされるなど、妊活は男女のものであるという考えが定着しつつあるように思います。その一方で、排卵日に夫婦生活を行うことにプレッシャーを感じる男性もいます。そういう男性には、どのようにアプローチしたら、夫婦生活がうまく進められるでしょうか?
    • おおたさん:基礎体温と排卵日予測検査薬を使うことで、男性も大体の予定が把握できるので、排卵日に向けてスキンシップを増やしていくのはどうでしょうか。スキンシップを取ると、オキシトシンというホルモンが分泌され、さらにスキンシップをしたくなるんです。だから、排卵日の1週間前ぐらいから、寝る前にハグをするとか、一緒に入浴すると、排卵日に合わせた夫婦生活がスムーズにできるのでは。スキンシップは妊活だけでなく、親密な夫婦関係を長く保つためにも重要なので、意識的にするといいと思います。
  • 衝突を恐れず会話をすることで
    それぞれの夫婦の形が見えてくる
    by おおた

    • 宮下さん:「妊活白書」で取ったデータを見ると、女性からは男性が妊活にあまり協力的ではないという声があり、男性は女性が精神的に不安定になることが心配という声がみられました。この意識のズレはどうして起こっているのでしょうか?妊活は、女性同士でも話す相手を選ぶ内容なので、女性はパートナーに話を聞いて欲しいという気持ちが強いんですよね。
    • おおたさん:男性は女性が不安定になっているからなんとかしてあげたいけれど、解決の方法が分からない。そんな男性に対して、女性は協力的じゃないと思ってしまう。お互いに気を遣って、会話がなくなりがちになっているのではないでしょうか。夫婦間の微妙な話題は、夫婦ゲンカのきっかけになるので避けがちになります。しかし、ケンカは悪いものではなく、長く一緒にいれば、起きて当然です。お互い本音をさらけ出すことで、嫌な面が見えてきたりするけれど、それを恐れずにコミュニーションをとって欲しいですね。ただし、夫婦ゲンカで大切なことは、勝とうとしないことと解決を急がないこと。お互いの本音を言い合っておしまい。時間をおいて、お互いの主張を理解し合うことで、それぞれの夫婦の形がおのずと見えてくるのではないかと思います。
    • 宮下さん:たとえば、排卵日を女性から伝えるだけでなく、男性側から「いつ排卵日?」って聞くだけで、一緒に妊活をしている一体感が持てると思います。少しずつ夫婦のコミュニケーションを深めていくことで、ふたりでの妊活という意識につながっていくのかなと思います。夫婦で取り組む妊活ですが、まずは自宅で始めることができるアイテムとして排卵日予測検査薬もあります。ぜひお役立ていただけたらうれしいです。

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