ここからは、各5タイプの特徴をご紹介します。タイプ別に、「おすすめのはじめの一歩」も掲載しました。
妊活を進めていきたいと思ったときに、参考になれば幸いです。
ふたりで一緒に“ちゃくちゃく妊活”
パートナーと共に妊活に取り組み、
子どもを産み育てたいと積極的に願うタイプ
特徴
- 最も妊活に積極的に取り組んでおり、子どもを産み育てることへの優先度が高いタイプ。
- パートナーともライフプランについてよく話し合っており、将来のことについて具体的に考えている。
- 妊娠/出産に関する知識が豊富で、インターネットでの検索経験が他のタイプと比較しても圧倒的に多い。
- 自身の体質に不安を抱えている人も多く、半数以上が子どもが授かりにくいかもしれないという不安を抱えている。
おすすめのはじめの一歩
市販薬でのセルフチェックの習慣をつけて、
定期的に病院でも検査と指導を受ける。
妊活経験者からの声
- 気楽に!時間的制限を設けて夫婦二人でも楽しく過ごせる関係性を築いておく!
(40代前半女性)
- 不安な気持ちもわかるが焦らずにお互い支え合いながら協力して出来ることを1つずつやれるといいと思う
(30代前半男性)
ふたりで仲良く“てくてく妊活”
いつかは子どもを産み育てたいが、
パートナーとの関係を重視したいタイプ
特徴
- 子どもを産み育てることの優先度は高いが、パートナーとの関係・時間を何よりも重視。
- ライフプランについてパートナーともよく対話しており、食事に気を付けるなどのプレコンセプションケアも実施。
- 「ふたりで一緒に“ちゃくちゃく妊活”タイプ」と同様、このタイプの2割が、産婦人科やクリニックなどで検査や一般不妊治療を実施。
- 妊娠への不安が「ふたりで一緒に“ちゃくちゃく妊活”タイプ」よりも大きい。妊活について相談できる先が不足していると特に感じている。
おすすめのはじめの一歩
まずは現在の健康状態を把握した上で、
妊娠や出産に向けて生活習慣を整える
妊活経験者からの声
- パートナー以外に誰か周りに相談できる人がいればありがたいなと思います
(30代前半女性)
- それぞれの夫婦で向き合い方は違うので、その姿勢をうまく見つけてもらえたらいいと思う
(40代前半男性)
興味はあるけど“ぐるぐる妊活”
妊活意欲は高いが、パートナーとの関係・経済状況など
様々な理由からハードルを感じているタイプ
特徴
- 既婚・未婚でも意識は異なるが、子どもを産み育てることへの不安が大きく、特に経済的な理由で不安を感じていることは共通。
- 妊活に対して、「お金や時間がある人がやっている」というイメージを持っている人が、他のタイプよりも多い。
- 既婚層はプレコンセプションケアは実施していても、ふたり妊活が不十分。
夫婦間で妊活の進め方の擦り合わせや、情報共有ができていない。
- 未婚層の1割は、妊活に関して医師による相談を実施。半分は、パートナーが欲しいと思っていても不在。
キャリアを重視。
おすすめのはじめの一歩
自身のライフプランをふまえて、
子どもを持つことに向けた
具体的な計画や相談を実施する。
妊活経験者からの声
- 早い時期から受診し、自分の体の状態を知った上で行動するとよい
(30代後半女性)
- 思ったよりも出来ないこともあります。
時間・金銭的に余裕があるなら、病院で検査を受けましょう
(20代後半男性)
今は自分優先“さきざき妊活”
子どもを授かる可能性は残しておきたいが、
今は自分の時間や趣味を優先したいタイプ
特徴
- 自分の時間・趣味に加え、交友関係も大事にしたいタイプ。
中には、パートナーが欲しくないと思っている人も一定数存在。
- このタイプの1/4は現在子どもを望んでいないが、将来子どもを授かる可能性を残しておきたいと考えている。
理由は「育てられる自信がないから」「興味がないから」「経済力がないから」
- 子どもが欲しくないというより、子ども以外に優先したいことがあるというのが、現在の彼らの心情。
- 子どもを産み育てることについて具体的に考えられておらず、妊娠・出産に関する情報収集もあまり積極的にしていない。
おすすめのはじめの一歩
妊活に関わる知識を増やしていきながら、
具体的な妊活アクションにむけて、
金銭面の計画を立てる。
妊活経験者からの声
- 早めに本気で考えること。手遅れになって後悔しないように
(40代前半女性)
- 子どもが欲しいかの議論は結婚前に十分にしておくこと
(20代後半男性)
まだ未知数の“ふわふわ妊活”
子どもについてまだ現実的に考え始めておらず、
今のキャリアや自分の時間を大切にしたいタイプ
特徴
- 子どもを産み育てることの優先度が5タイプの中で最も低く、「子どもが欲しい」と明確に望んでいるのはこのタイプの中で2割。
- 子どもを産み育てることは「自然の流れに任せたい」という考えを持つ人が多く、子どもに対し苦手意識を持つ人も多い。
- 妊娠・出産について知っている情報が、他のタイプと比較して少なく、妊娠・出産のために実施していることも少ない。
- 妊活している人に抱くイメージは、ポジティブなものより「つらそう」「深刻そう」というネガティブなイメージの方が強い。
おすすめのはじめの一歩
まずは妊活に関する正しい知識や情報にふれて、
パートナーがいる場合には、
将来のプランについて相談をしてみる。
妊活経験者からの声
- 体に入れるもの(食べ物)は、できるだけ早いうちからこだわっておいたほうがいい
(30代前半女性)
- 可能ならパートナーが出来る前から妊活に関する正しい知識や情報を得たり、相談したり、貯金等が出来るように前もって準備しておく
(20代後半男性)
妊活タイプ診断チャート
全5タイプの紹介を行いましたが、ご自身はどのタイプにあてはまるでしょうか?
ぜひチャートを使ってチェックしてみてください。
