少し視点を変えて女性のキャリアと妊娠について目を向けると、若年未婚女性(18~29才)の中でも、年収が20代女性の平均を超える個人年収300万円以上の層では、子供が欲しくない人の割合が27.9%まで低下し、安定した収入のある有職女性は、若年層の中でもむしろ子どもを望んでいる傾向が伺えました。
それに対して、妊活を経て子どもを授かった経験のある女性(出産時の年齢18- 44才)の50. 7%が「妊活の影響で仕事やキャリアプランを変更する必要が生じた」、76.5%が「仕事とのバランスを取りながら妊活を続けるのは大変」と回答しています(回答割合は「あてはまる」と「ややあてはまる」の合計) 。