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緑内障と眼血流の関係性を明らかにする研究が進んできています。どの様なことがわかっているのか、詳しく見ていきましょう。
私たちの眼の奥側(後眼部)には、たくさんの血管が分布しています
進行した緑内障ほど後眼部の血流が低下していることが報告されています。
後眼部の血流
(イメージ図)
後眼部にある視神経乳頭や網膜の血流改善剤が、今後革新的な治療法となる可能性があるとして注目されています。
東北大学とロート製薬の研究グループは、後眼部の血流を改善する可能性があるフロージンジャー®を見出しました。
ポカポカ食品として知られるショウガ。冬に飲むショウガ湯など、冷え性の人に喜ばれている健康食品です。
フロージンジャー®は、インドネシアやマレーシアなどを原産とする赤ショウガから抽出されるエキスです。
ショウガの一種である赤ショウガは、インドネシアなどで日常的に食されています。
赤紫色の理由は・・・
アントシアニンタンニン
ポリフェノールの一種
東北大学とロート製薬の共同研究で、フロージンジャー®が後眼部の血流改善に有効であることが示唆されました。ヒト網膜毛細血管内皮細胞に、フロージンジャー®を添加することにより、血管拡張因子への作用が確認されています。
試験方法:ヒト網膜血管内皮細胞にフロージンジャー®0.001%を添加して、血管拡張因子への作用を評価した。フロージンジャー®なしを1として比較した。(東北大学医学部眼科学教室のデータより)
緑内障を発見するためには、眼科を受診して眼底検査※などをする必要があります。眼底検査のない健診だけでは不十分です。眼について気になることがあれば、眼科医に相談しましょう。
※カメラ等で、眼の奥の血管、網膜、視神経等を調べる検査