予備軍は4割?!子どものドライアイが急増中!! 2011年 ロート調べ 小学生の子どもを持つ父母 250名

夢中になるほど、ドライアイ注意報!

最近の子どもには涙が足りない?!

パソコンやスマートフォン、ゲーム機が身近になった今、大人と同じように、子どもの目は酷使されています。好きなこととなると夢中になるのが子どもの特徴。楽しくなると、まばたきするのも忘れるほど集中してしまいますが、そんな時こそドライアイ(目の乾き)注意報!なのに子どもは大した異変とは気づかず、目がかゆければ思いっきりかいて、症状を悪化させることも。「目が充血している」「目をこする」といった変化を見つけたら、休憩するよう声をかけてあげてください。

ドライアイで学力低下?!

一般的なドライアイは、失明につながるような重い病気ではないため、今まであまり問題視されませんでしたが、症状が重くなると視野がぼやけて見えにくさを感じたり、慢性の頭痛や肩こり、全身がだるい、といった症状まで引き起こすことも。特に成長過程にある子どもの場合、つらい症状が勉強を邪魔するだけでなく、精神的にも悪影響を与えかねません。自分で異変に気付きにくいうえ、ガマンするのが難しい子どもだから、大人が上手くコントロールしてあげたいですね。

乾燥する冬は要注意!

ドライアイ(目の乾き)の大きな原因は、涙が不足すること。特に子どもにとっては、涙が乾燥することが直接的な原因と考えられます。TVや携帯ゲーム機を集中して見続けたり、空気の乾燥によっても涙は乾いてしまうので、冬は特に目の酷使や暖房の風が直接当たらないようにもご注意ください。加湿器で湿度を調整したり、目薬で瞳を潤すのも効果的です。