0~16歳までの子ども4,371人の子どもの花粉症に関するアンケート
花粉症の子どものうち5歳までに発症約36.6%
花粉症の子どものうち10歳までに発症約69.3%
花粉シーズン中の子どもへの対策は、「何もしていない」が過半数
2012年12月、花粉症対策への啓発を目的に、ロート製薬が0~16歳の子どもを持つ父母を対象とした「子どもの花粉症」アンケート調査を実施しました。
このうち回答をいただいた父母2,587人及びその子ども4,371人の症状や実態等について、集計・分析を行いました。「子どもの花粉症」は低年齢で発症している傾向がありますが、花粉シーズンでも「対策をしていない」親が過半数です。花粉症は、一度発症してしまうと自然治癒は難しく、乳幼児期から花粉を回避する早めからの予防が大切です。
「子どもが花粉症だと思う」は
25.7%。
4人に1人の子どもが、花粉症を発症
0歳~16歳の子ども4,371人のうち、花粉症の子どもは25.7%。子どもの約4人に1人が花粉症であると感じているようです。(※医師の診断ではなく父母の実感によるものです)
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花粉症の子どものうち、発症年齢は
10歳までに発症69.3%。
5歳までに発症36.6%
「花粉症を発症している」子どもを対象に発症年齢を確認したところ「5歳」(10.7%)「3歳」(10.4%)、「6歳」(8.9%)と続き、低年齢での花粉症の発症が確認されました。また69.3%が10歳までに、36.6%が5歳までに発症しているという実態がうかびあがりました。
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花粉症シーズン中の
子どもへの対策は難しい?
「対策をしていない」51.0%
16歳までの子どもの4人に1人が花粉症と感じており、そのうち7割近くの子どもが10歳までに発症しているにも関わらず、約半数の親は花粉対策を行っていないことが分かりました。アンケートの体験談からも「子どもがマスクをしたがらない」「薬を飲むと眠くなってしまい」など子どもの花粉症対策は、大人以上に難しく悩んでいる親の姿がうかがえます。
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「両親ともに花粉症」の場合、
子どもが花粉症43.2%。
子どもの発症は父親より
母親に影響を受ける傾向に
「両親がともに花粉症の子ども」は43.2%が花粉症であるのに対して、「両親がともに花粉症ではない子ども」の花粉症は11.6%にとどまりました。また「父親のみ花粉症」の子どもは23.4%が花粉症を発症していますが、「母親のみ花粉症」の子どもは32.8%が花粉症という調査結果が浮かび上がってきました。
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子どもの花粉症は
出生順と関連。
「第1子」は、「第2子」「第3子」
よりも花粉症を発症している傾向に
また10~16歳の子どもに限定して出生順と花粉症発症について聞いたところ、第1子では39.7%、第2子は29.2%、第3子は28.6%が花粉症であると答えました。
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