PC作業やスマホ操作による目の疲れの原因のひとつが「ピント調節筋」と呼ばれる筋肉の疲労にあることは、過去の研究によって明らかにされていました。「ピント調節筋」は、カメラのレンズの役割をしている水晶体の厚みを変え、焦点をはっきり網膜に合わせるように働く筋肉です。
この「ピント調節筋」のコリをほぐすには「ネオスチグミンメチル硫酸塩」という成分が有効であることはアイストレッチの開発以前から知られており、既に弊社でもこの成分を配合した疲れ目対策の目薬が製品化されていました。
しかし、目の表面は「角膜」で覆われており、「ピント調節筋」はこの角膜の奥にあります。外界にさらされている角膜には強力なバリア機能があり、異物の進入から目を守っているのですが、この角膜のバリア機能が妨げとなって、従来の処方ではコリをほぐす成分を効率的にピント調節筋に届けることができていませんでした。
私たちは「肩こりに湿布薬を貼るように、ピント調節筋にさらに多くの有効成分を届ける」という点にこだわり、研究開始から2年近い歳月をかけて、角膜を通過して成分を効率的に届ける処方設計に辿りつきました。
目の疲れを少しでも早く解消できるよう、清涼感あるさし心地を含め、いろいろな所に工夫を凝らしています。
目の疲れ・かすみに「ロートアイストレッチ」。よろしくお願いします。