ドライエイド

事実、約2人に1人がドライアイ(目の乾き)*。現代人のドライアイ(目の乾き)に、約60倍の高粘度※「ロート ドライエイド」
とろみがあるから瞳の表面をベールするように留まって、潤いを補給しながら、涙の蒸発まで防ぎます。
一滴さした瞬間に、とろみのある液が瞳を覆う。普通の目薬とは、まず、さし心地がちがいます。

*2012年12月 ロートくらぶ調査(N=1594) ※「V・ロート」との比較

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目薬のロートだから実現した約60倍の高粘度。

イメージ図

高分子の粘稠剤HEC(ヒドロキシエチルセルロース)を配合した、極めて粘度の高い目薬。独自の技術により製剤化に成功した一滴です。
また涙をつなぎとめる働きを持つ「コンドロイチン硫酸エステルナトリウム」も配合。
瞳の表面に長くとどまります。
潤いを補給するだけではなく、潤いをキープするという発想です。

※「V・ロート」との比較

“とろみ”が瞳をベールして涙の蒸発を抑えます。

涙や水分の蒸発イメージ図

開発秘話

製品開発部 上野開発研究センター 韓 吉男

日本にはドライアイ(目の乾き)が増えている。日本初の高粘度目薬を開発せよ。

デジタル機器の普及にともない、ドライアイ(目の乾き)の悩みは急激に増えていた。特に重度の症状には、従来の目薬では不足を感じるようになってきていた。もっと瞳を潤せないか?ここで誕生した発想が、高粘度の目薬だ。目薬に“とろみ”を持たせることで「涙の蒸発を抑え、補給した水分を長時間キープ」する。研究開発本部・韓が「ドライエイド」の開発に着手しはじめたのは、発売から2年も前の話であった。

開発は100倍の高粘度から始まった。ベストな粘度を見つけ出せ。

目薬の粘度が高すぎると、点眼の際にまぶたがくっつき、さし心地が悪くなる。粘度を下げればさし心地が向上するが、涙をキープする効果が低減する。試行錯誤を繰り返し、効果と使用感のバランスを追求し、ベストな一滴にたどりついた。それが約60倍の粘度である。ただ、ひとつ難題があった。それは生産ラインである。60倍もの粘度をもつ目薬を安定生産するのは非常に難しいのだ。

品質保証部  上野品質管理グループ 目次 邦彦

60倍の高粘度をどうやって製造ラインに乗せるか。実機テストを繰り返した。

目薬の粘度は製造ラインにおける「ろ過滅菌」に影響をきたす。品質保証部・目次はこう言う「粘度の高い製剤は、ろ過フィルターを通過しにくい。つまり時間がかかる。目詰まりも起こしかねない。そうなると安定生産が不可能になり、高価にならざるえない」このハードルに立ち向かうため韓と目次がとった方法が実機テストであった。研究室を出て、実物の製造ラインで方法を探す。過去に前例はない。しかし本当に可能かを検証するにはこれしか方法はなかった。製造ラインが空く夜の8時ごろから深夜2時ごろまで、それは連夜におよんだ。
製造の目処が立ったのは開発スタートから1年半。そして、この商品が初めて本番の製造ラインに乗った時はプロジェクトメンバー全員が終日ラインに張り付いていた。これも過去に前例のないことであった。

ついに完成した。そして次のプロジェクトは始まっている。

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ロートドライエイド コンタクトa

「ロートドライエイド コンタクトa」は、とろっとした薬液の超・高粘度目薬。
涙の膜を作るように潤いをとどめるため、レンズ装用中の負担原因となる目の渇きに優れた効果を発揮します。

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  • 渇きが気になる方 新なみだロートドライアイ
  • 渇きがつらい方 新ロートドライエイドEX