妊活のはじめてガイド

妊活の仕組みを正しく知ることが、妊活の第一歩!妊活の基本的な知識を分かりやすく紹介します。

自宅でできる、
妊娠力アップ術

妊娠しやすい体を作るために、今日から自分で始められる、ちょっとした生活習慣を紹介します。
男女ともに、日常生活を見直してみましょう。

食生活

男女ともに、肥満や痩せすぎは妊娠に影響することがあります。まずは以下のことに気をつけながら、バランスの良い食事を摂るようにしましょう。

野菜中心の食事に

野菜には食物繊維など、豊富な栄養分がいっぱいです。色々な種類をバランス良く食べましょう。

「魚・肉・たまご」をバランスよく

タンパク質は体を作るうえで必要な栄養素です。タンパク質は魚・肉・たまごに多く含まれています。また魚の油に含まれる「不飽和脂肪酸」は悪玉コレステロールを減らしてくれます。バランスよく摂取することが大切です。

食生活のポイント
  • 1日3食を決まった時間に摂る
  • 朝食を抜かない
  • カロリーを考えて、食べ過ぎに注意する
  • 玄米を食べる
  • 洋食から和食中心にする
  • 足りない栄養はサプリメントで補う

栄養素

厚生労働省は、妊娠中だけでなく妊娠前から「葉酸」を摂取することを推奨しています。さらにビタミンも大切な栄養素ですが、ビタミンA・Dは摂りすぎに注意しましょう。栄養素を手早くとれるサプリメントも上手に活用してみてもいいですね。
※厚生労働省:神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について、平成12年12月28日

運動

血のめぐりを良くする程度の軽い運動がおすすめです。ただし、翌日にも疲れが残るほどの激しい運動は逆効果なので注意が必要です。運動は色々な病気の予防に良いとされていますが、妊活にも同じです。自分に合ったエクササイズを見つけましょう。

  • ストレッチ
  • ウォーキング
  • ヨガ
  • 股関節・骨盤を意識して動かす など

冷え

妊娠のためには、卵巣や子宮の血流量が多いことが大切です。つまり「過度な冷え」は大敵!ここでは実践しやすい「冷えとり」の方法をいくつか紹介します。

  • 毎日お風呂にゆっくりつかる
  • 岩盤浴
  • 下腹部を温める
  • マッサージや整体・鍼灸院 など

体と心はつながっているものです。妊活中はリラックスした生活を心がけましょう。とはいえ現代人にとって、ストレスのない生活は難しいものです。楽しめる趣味やお出かけなど、うまくリフレッシュできる方法を見つけましょう。

タバコ・アルコール

喫煙は、妊娠力の低下や妊娠トラブルをまねく可能性があるので、必ず控えましょう。また、アルコールは適量にとどめておきましょう。ただし、妊娠中の飲酒は、少量であってもNGです。お母さんとお腹の赤ちゃんはつながっています。胎児に脳の障害など様々な悪影響を与えかねないので注意しましょう。

タイミングを合わせる

妊娠の確率を上げるためには、授かりやすいタイミングに合わせてセックスをすることが大切です。最も妊娠しやすいのは排卵日の1日前~排卵日だと言われています。また、排卵日の3日前~排卵日翌日も妊娠の確率が高くなる時期です。「排卵日予測検査薬」を使えば排卵日を約1日前に予測できるので、しっかりタイミングを合わせたい!という人におすすめです。タイミングを合わせてもなかなか妊娠しない場合は、クリニックを受診してみましょう。

監修医:辻 勲先生

IVF大阪クリニック副院長

近畿大学医学部卒業。近畿大学病院、桜井病院、近畿大学医学部産婦人科講師などを経て、現職。

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