若年男女のいま

未婚の彼・彼女たちにいつごろ子どもが欲しいか聞くと
希望する年齢は昨年よりも早くなっていました。

私たちはそこに注目し、
彼らがどのようなライフプランを考えていて、
結婚や出産に対してどんな意識を持っているのか
その背景と現状を詳しくみてみることにしました。

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8.若年男女のライフプラン状況

「結婚」「出産」への意欲は低下傾向へ。

  • 若年男女

「結婚はしたくないし、子どもも欲しくない」と考えている人も
わずかながら、増加傾向に。

若年男女の「結婚」「出産」意欲

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若年男女の半数近くが「結婚・出産」をしたいと考えてはいるものの、実際に「結婚・出産」したい人数は2018年よりも減ってきています。
特に若年女性は「結婚意向」が前年と比較して77.4%から65%と減少傾向に。さらに20代後半の若年男性は3人に1人が「子供は欲しくない」と答えています。ライフプランの多様化が進んでいる傾向にあるように感じます。

8.若年男女のライフプラン状況

若年男女の結婚・出産希望時期は
やや早期化傾向に

  • 若年男女

結婚希望年齢は「20代後半」が最多
20代後半~30代前半が8割強を占める。

若年男女の結婚希望年齢

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若年男女が結婚したい年齢の平均は「29.4才」。「20代前半」での結婚希望は、2018年の38.5%と比べると41.4%とやや増加しています。わずかですが、早く結婚したいと考える人が増えています。

若年女性の8割が30代前半までに
第一子出産を希望。

若年男女の第一子出産希望年齢

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若年男女の理想の第一子出産希望年齢の平均は「30.9才」。若年女性の8割が30代前半までに出産をしたいと考えています。
さらに詳しく見ると、18〜24才の女性は「20代後半」での出産を理想としている人が約半数。
若年男性の、第一子誕生の希望年齢は、「20代後半」が15.1%から20.1%と上昇し、逆に「30代後半」は、31.3%から23.8%と低下しました。

9.「妊活」のイメージ

妊活イメージは男女差があることが判明。

妊活している男性へのポジティブなイメージが増長。
一方で、女性に対しては「つらそう」「深刻そう」というネガティブなイメージも。

「妊活をしている男性」に対する印象・イメージ 「妊活をしている女性に対する印象・イメージ」

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妊活をしている男性に対しては、「家族思いな」(30.1%)「人生設計が出来ている」(24.6%)といったポジティブなイメージが集まり、特に女性の45〜49才からの回答が多く目立ちました。18〜24才の男性若年層からは、「元気そう」「楽しそう」「幸せそう」といったイメージが、他の世代と比較して高い結果となりました。
妊活をしている女性に対しては「つらそう」「深刻そう」というイメージが男性よりも16%程度高く、ややネガティブなイメージがあるようです。特に25才〜44才女性の4割程度が「つらそう」(45.7%)と回答し、「人生設計が出来ている」(27.1%)の1.6倍、「家族思いな」(22.3%)の2倍程度高い結果となりました。

10.「妊活」の取り組み状況

若年男女の3人に1人は妊活への
取り組みを実施。

  • 既婚妊活男女
  • 若年男女

「適度な運動」「規則正しい生活」「カラダを冷やさない」など、
若年男女の3割強が日々の生活に取り入れられるところから始めている。

「妊活」として取り組んだこと(既婚妊活男女)/現在「将来子供を授かるため」に取り組んでいること(若年男女)

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妊活は、体を気遣うという日常生活から始められることがあります。若年男女の3人に1人は、今から気軽に始められる取り組みを行っていました。特に「適度な運動」は13 .7%、「規則正しい生活」は10.2%、「カラダを冷やさない」は10.1%と、日々の生活の延長線上でできるものが人気です。さらには「情報収集」をするなど、積極的な姿勢も見受けられています。