楽しく食事ができる子どもに育てて、心と体の健やかな成長を全力アシスト!
楽しく食事をとることは、身体的・精神的な成長や、生活の質(QOL)の向上につながります。暮らしの中で子どもが楽しく食事をすることを実践するには、周りの大人の協力が必須!次の4つを目標に、家族みなさんで取り組んでみませんか?
食事のリズムを持つ
適切なタイミングで空腹感や食欲を感じ、それを健康的に満たす心地よさを知ることで、食事のリズムが整い3食しっかり食べられるようになります。
食事を味わって食べる
離乳期からさまざまな食品にふれさせて五感でおいしさの発見を繰り返すことで、食べようとする意欲を持ち、味わうことの喜びを感じるようになります。
食事作りや準備に関わる
家族や仲間のための食事作りに参加すると、満足感や達成感が得られ、食べる大切さや作る大変さも学べます。簡単なことからお手伝いの機会を作ってあげましょう。
家族や仲間と一緒に食事をする
家族や仲間との和やかな食事を経験し、安心感や信頼感を深めることが重要です。それは、人や社会との関わりを広げていく能力の源になります。
朝食を食べる子どもは「学力や運動能力が高い」という興味深いデータも。
文部科学省やスポーツ庁の調査によると、毎日朝食をとる子どもほど、小学校・中学校ともに学力と体力テストの得点が高いという結果が出ています。食事が成長期の子どもにとっていかに重要かがわかるデータです。また、幼児期であれば1回の食事量が少ないため、朝食も含めて1日3回きちんと食べることがとても大切になります。
幼い頃から朝ごはんの大切さを伝え、食べる習慣をつけることが、成長期だけでなく人生に渡って末長く子どもをサポートすることになるのです。