靴下が引っ掛かる!ストッキングが伝線する!冬のガサガサかかとをケアする方法とは?

靴下が引っ掛かる!ストッキングが伝線する!冬のガサガサかかとをケアする方法とは?

若い頃は気にならなかったのに、最近冬になるとかかとのカサつきがひどい…。靴下を履こうとすると引っ掛かったり、気が付いたらストッキングの後ろが伝線していたり…。冬のかかとをすべすべにするお手入れ法について、美容ジャーナリストの城後さんに伺いました。

ガサガサカチコチのそのかかと、意外に見られています!

ガサガサカチコチのそのかかと、意外に見られています!

冬になるとかかとのカサカサに悩まされる人は多いのではないでしょうか。顔や手と違って、普段あまり見えないパーツだからと放っておくとどんどん進行してガサガサ、カチコチになってしまうことも…

「実は、冬にかかとがカサカサになりやすいのには理由があります」そう語るのは、All About「化粧品・時短美容」ガイドの城後紗織さん。

「足裏は歩くたびに体重を支えています。さらに、歩くことによる摩擦も常に受けています。そのため足裏、特にかかとは体のほかの部分に比べて角質層が厚くなりやすいのです。加えて、冬は空気が乾燥していて潤いがなくなりやすいだけでなく、冷えからくる血行不良も新陳代謝を低下させ、ますます乾燥してしまうという状態なのです」

また、意外なものもかかとの乾燥を促していると城後さんは言います。

「冬に良く使う、“あたたかグッズ”も要注意。たとえば、ふわふわもこもこが気持ちいい靴下。たしかに肌触りはよいのですが、化学繊維で作られているため足裏から水分を奪い、ますます乾燥が進んでしまいます。
一方で、床暖房やホットカーペットを敷いているからと素足で過ごしたり、素足のままこたつに長く入っているのもNG。肌の水分が蒸発し、足がどんどん乾燥していってしまうのです」

冬はタイツやブーツなど素足を見せる機会も少ないから、あまり気にしなくてもよいのでは?と思うかもしれませんが、城後さんいわく、
「体の末端、しかも背中側ということで、自分の意識からは一番遠い場所かもしれませんが、他人からは意外と見られるシーンもあるんですよ!」とのこと。

たしかに、ヨガやフィットネスジムのプール、温泉など、冬でも素足になる機会はまったくゼロというわけではありません。家でくつろいでいるときにソファに横座りになったり床に正座したら、自分のかかとが他人の目と鼻の先にあることだって珍しくはないのです。
さらに、これからの季節、忘年会や新年会、歓送迎会などでお座敷に上がったとき、ストッキングごしにのぞくかかとがガサガサだったら…。

ストッキングといえば、城後さんからこんな話も。

「駅やオフィスで階段やエスカレーターを上がる時、ふと前の人のストッキングが伝線しているのに気付いたりしますよね。『ひょっとして、かかとが荒れているのかな』と想像してしまいます。
せっかく洋服やメイクがキマっていても、見えない部分まではお手入れが行き届いていないことを連想させて、もったいないなと思う瞬間です」

削る?ふやかす?すべすべかかとのための正しいケアとは

削る?ふやかす?すべすべかかとのための正しいケアとは

そんな、気を抜けないパーツのひとつ、かかとのケア。ヤスリで削るべきか、温めてふやかすべきか、お手入れ方法に悩む人も少なくないのでは。冬の荒れて固くなりやすいかかとは、習慣的にお手入れするのが大事だと城後さんは言います。

「とにかく保湿が大切なのですが、角質が固いままでは、クリームなどを塗ってもなかなか浸透していきません」

そこで、城後さんがおすすめするのは、足裏用のファイル(やすり)を使った角質オフ。

「お風呂のなかで行うと角質を削りすぎてしまうので、乾いた状態で行ってください。また、力任せにゴシゴシと往復させるのも角質をけば立たせてさらに厚くしてしまう原因に。かかとの丸みに沿って一方方向にやさしく動かします。かかとを丸い球だと考えて、球の真ん中に向かって動かすようイメージすると上手にできますよ」

角質オフは毎日やる必要はなく、週に1度程度でOKなのだとか。

「古い角質を除去して新しい角質が顔を出したら、きちんと保湿してあげること。足を手で包み込むようにして、足裏だけではなく側面もたっぷりクリームをつけてあげましょう。時々、ファイルで削ってすべすべになったからとそこでケアをやめてしまう人がいるのですが、バリア機能が落ちている状態のままクリームなどを塗らないでいると、ますます乾燥してしまいます!クリームを塗ったあとは、綿や絹など天然素材の靴下を履いて過ごすといいですよ」と城後さん。

入浴したり、フットバスなどで足を温めるのもいいと言います。

「血行を良くすることで、冷えからくる乾燥を防ぐことができます。指の間を広げてマッサージしたり、指を一本ずつくるくる回したりしてもいいですね。もちろん、入浴後はタオルなどできちんと水分を拭いて、しっかりクリームを塗ってあげてください」

つるすべかかとを目指すならかかと用のクリームで保湿!

城後さんによれば、ひどく乾燥しているときは、尿素配合など水分を保持してくれる機能を持ったかかとケア用のクリームを使用すると良いそうです。

メンソレータムやわらか素肌クリームU

メンソレータムやわらか素肌クリームUは、尿素やビタミンEなどの有効成分が、硬く荒れた肌にしみこんで、内側からしっかりと水分をつかまえて放さないので、ガサガサコチコチだったかかとも、すっきりなめらかなもとのやわらかさに戻してくれます。

「みずみずしく、よく伸びてすーっと入っていく感じ。想像していたよりやわらかいテクスチャーだったので、落ちやすいのかなと思いましたが、使ってみると、まったくそんなことはなかったです。塗りたてはぷるんとした感触で、翌朝にはかかとの触り心地が変わった気がして嬉しくなりましたね」と城後さん。

また、お手入れを習慣にするアイデアとして、城後さんはベッドサイドに「寝る前のお手入れグッズ」をまとめてあるそうです。

「美容クリームとかハンドクリームとか、フットケアのクリームとか。ついつい忘れてしまいがちなパーツのお手入れ用品もひとまとめにしておくんです。それを塗って、もう何もさわらないで寝られる状態にしておくと、お手入れ後のべたつきも気にならず自然と習慣的にお手入れができますよ」

メンソレータムやわらか素肌クリームUも、この冬からはしっかり仲間入り。「お風呂上りに一度塗っているのですが、さらに“追いクリーム”をして、効果を引き出します!」とのこと。

メンソレータムやわらか素肌クリームU

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(第3類医薬品)

コチコチかかと・ガサガサ手荒れに

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この冬の女子力アピールは、他の女子と差が付く意外なパーツで勝負してみませんか?

取材協力
美容ジャーナリスト 城後 紗織さん

美容ジャーナリスト 城後 紗織さん

大学在学中より、女性誌編集スタッフとして執筆活動をスタート。独立してキャリアを重ねる一方、出産後の多忙な経験から時間をかけずにキレイになれる美容法を追求。著書「時短メイクbeauty」をはじめ、雑誌やWebを通じて独自の時短美容テクを発信中。