ただし、カサカサが進行して唇がひび割れていたり、繰り返し切れてしまったりしたときは、ふっくら唇になるまでに少し時間がかかるかもしれません。
藤井さんによれば、「本来“装う”パーツである唇が、炎症を起こしていたりひび割れてしまっていたりすると、相手にマイナスイメージ強く与えてしまうことになります。最近は男性でさえリップクリームを持ち歩く時代。唇の状態が注目されやすくなっていることも考えられるので、少しでもひび割れの症状が見られたら早めに手を打って!」とのこと。
単なる乾燥ではなく「口角炎」や「口唇炎」になってしまっている唇には、医薬品でしっかりと治療することが、回復への近道。たとえば、メンソレータムの「メディカルリップ」は、アラントインが荒れた唇の修復を促進し、ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)が皮フの新陳代謝を促すので、唇の皮むけやひび割れに効果を発揮してくれます。
「こっくりしているように見えますが、塗ると意外に伸びがいいんです。じんわりと浸透する感じが、単なる保湿ではないという気がして心強いですね。荒れた唇に塗っても沁みないと思います」と藤井さん。