実は気になってた!
ビタミンCのあれこれ

知ってるようで知らない、
ビタミンC美容のこと教えます!

「ピュアビタミンC」と
「ビタミンC誘導体」は
どう違うの?

ビタミンCは、「ピュアビタミンC」
「ビタミンC誘導体」の2種類に分けられます。

◆ ピュアビタミンC

その名の通り、何もついていないビタミンC(アスコルビン酸)。つけた瞬間からすぐにビタミンCとしての効果を発揮してくれます。それゆえ、「活性型ビタミンC」「即効型ビタミンC」などとも呼ばれています。

◆ ビタミンC誘導体

ピュアビタミンCに化学修飾をすることで、安定化させた成分。
ピュアビタミンCよりも安定かつ、肌に浸透しやすいのが特徴で、様々な種類があります。
体内の酵素で、化学修飾した部分が切られて初めてピュアビタミンCとして働くので、じわじわと時間をかけて効果を発揮します。

紫外線を浴びるとたった数分で活性酸素が生じて、次々と肌ダメージを引き起こし、しみやしわの原因になります。
抗酸化作用のあるビタミンCを、効かせたいところにすぐに届けるためには、即効性のあるピュアビタミンCがぴったりなのです。

ビタミンCの肌への効果は?

ビタミンCの肌への効果は、大きく分けて以下の6つがあります。

  • シミ予防(メラニン合成阻害)
  • ターンオーバーを促進
  • コラーゲンの合成を促進
  • すでにできたシミ※の色を薄くする
    (メラニン色素の淡色化)
  • 抗酸化作用
  • 角化の正常化

※ 単量体メラニン

飲むのがいいの?
塗るのがいいの?

人間は自分でビタミンCを作り出すことができないため、
サプリメントなどを飲む、スキンケア製品を塗る、
のどちらも大事です。
ただ、経口摂取した場合、
身体のあらゆる臓器に優先的に行き渡り、消費されるため、
肌へ直接届けたいなら「塗る」方が効率的。

ビタミンC配合スキンケア製品を使用するタイミングは?

紫外線への効果を最大化するなら、朝と夜両方のスキンケアに取り入れて。
紫外線を多く浴びた日の集中ケアとして、夜に使用している人も多いかもしれませんが、夜だけでなく朝にも使用したほうがいいというデータもあるんです。

ロート製薬独自の
ビタミンC技術

20年の研究でピュアビタミンCの弱点を克服

即効性のあるピュアビタミンC。
そんなピュアビタミンCにも、
実は弱点があります...!

肌に浸透しにくい

ピュアビタミンCは水溶性。
皮脂膜で覆われている肌表面になじみにくいため、
浸透させることが難しい。

壊れやすい

ピュアビタミンCは非常にデリケート。
水、空気、光、熱、酸素などに弱く、
効果を発揮できないまま
壊れてしまいがち。

長年の研究により、ピュアビタミンCを安定的に配合&皮膚に浸透させることに成功!

効果があることが分かっている一方で、扱いが大変難しいのがピュアビタミンCです。
まず、スキンケア製品の製剤の中にピュアビタミンCを安定して配合させるためには、成分の組み合わせや量などに、技術や工夫が求められます。
そして、ピュアビタミンCは水溶性で肌になじみにくい性質のため、肌に浸透させるための技術や工夫も必要になります。

ロート製薬では、約20年間ビタミンCの研究を続けており、ピュアビタミンCを安定して製剤の中に配合し、効果そのままに皮膚に浸透させることに成功しました。
これはロート製薬ならではの技術で、ビタミンCに関する特許も数多く出願しています。