vol.2

日本すっぴん協会会長 岡本静香

はじめから読む

美をテーマとした原稿の執筆や、講演会、テレビ出演…などなど、多忙な日々を送る岡本静香さん。大学在学中に始めたブログ『静香のメイク日記』で注目を集め、美容ライターとしてのキャリアを積んだのち、現在は美容家として活躍されています。さらに、女性の美肌作りをサポートする「日本すっぴん協会」の会長にも就任。美を追究する活動を積み重ねてきた彼女だからこそ、感じ取ることができた美肌の本質とは…。

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素肌美人は、心だって美しい!

「日本すっぴん協会」では、モデルやタレントの方を中心にインタビューなどもされていますが、そのような美意識の高い方たちとの出会いを通して、素肌の美しさはどこからくるものだと感じていますか?

 これまで、本当にたくさんの美しい方たちをインタビューさせていただきましたが、彼女たちに共通しているのが、生活そのものがとてもいきいきとしていることです。考え方もとても前向きで、肌トラブルがあったとしても、年齢のせいにしたり、もう治らないと決めつけたりしません。
 そんな彼女たちを見ていると、美肌とは、諦めずにケアを続けてきた結果なんじゃないかなって、思いますね。

「日本すっぴん協会」に登場している方たちは、みなさんとても美しい女性ばかりですが、悩みを抱えられている方もいるのでしょうか。

 現在の姿からは想像もつきませんが、過去に肌トラブルで悩まれていた、という方が意外にも多いんです。20代前半にニキビでつらい思いをされていたり、芸能界デビューと同時に事務所から肌を白くするようにと言われ、必死の思いで美白ケアをしてきた過去があったり。でも、そういうトラブルをも、美肌作りのきっかけとして、日々努力されて乗り越えている方ばかり。だからみなさん深刻な感じがまったくしないんです。日々変化していくご自身のお肌と向き合って、実験のように美容を楽しまれているようですね。
 協会のテーマが、“わたしのすっぴんを好きになる”というものなのですが、素肌って、誰もがもっている大切なものですよね。だからこそ、丁寧にケアをしていくことで、“すっぴん=自分の素顔”を、もっと好きになれるのではないか、そんな思いから素肌のきれいな女性たちに出演いただき、彼女たち独自の美容法を紹介するようになったんです。

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小さな変化を積み重ねることが大切

実際にみなさん、どのような方法で美肌を維持されているのでしょうか。

その方法は本当にさまざまです。たとえば、とにかく痛みを感じるフェイスマッサージやコルギが好きというモデルさんもいれば、健康を追究することが美に繋がる、とコーヒー浣腸をされている女性もいたり…。
 私にとっては、びっくりするようなものもありますが、みなさん自信をもって実践されていて、そしてそれが効果として現れている。そういう方たちのお話からは、私自身も刺激を受けますし、なによりとても勉強になりますね!

岡本さん自身は、美肌をどのように維持されているのでしょうか。

 私は日焼けをしやすいので、UVケアは怠らないようにしています。とはいえ、夏場にまで長袖を着たりはしません。オープンカフェにも行きたいし、基本的には、太陽を浴びていたいので(笑)。日々の楽しさを制限してまで、美容にストイックになると苦しくなるじゃないですか。だから、いつだって生活の楽しみが優先なんです。そこに合う美容法を見つけていくことが、継続していく上でも大切なんじゃないかなって思いますね。
 また、これからの季節は乾燥しやすいので、自宅のパソコンの近くにはオイルや乳液を常に置いて、こまめに保湿ケアをするようにもしています。

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ポイントは、心地よいことを楽しみながら、継続していくこと。

その他にも、ケアをする上で大切にされていることってありますか?

 ちょうど夏頃から新しい本の執筆をしているのですが、自分のことを振り返りながら文章を書いていく中で、あることに気がついたんです。どんなことでも自分の“心地よい”という感覚に敏感になれば、続けることができるということです。
 化粧水ひとつとっても、しっかり浸透しているのを肌と手で感じられる心地よさが、私にとっては使い続けるポイントになっています。それから、朝はじっくり時間をとってスキンケアをしているのですが、夜はシンプルなケアしかしていません。それは、朝の時間が好きで、夜は眠たいから。それを美肌のためと、夜までフルコースでケアをしていたら、やっぱりつらくなって美容が嫌になってしまいます。無理をせず、自分のライフスタイルに合う時間の使い方ができれば、それだけでもケアの時間が心地よくなり、楽しくなってくると思うんです。

なるほど。美肌を作る上では、やはり継続していくことが大切なんですね。

 そうですね。完璧にやらなくてもよくって、気持ちいいことを積み重ねていく、それだけでも充分に変化を感じられるはずです。あとは、あきらめない、投げやりにならないことも大切ですね。
 よく、「アラサーだから」とか「アラフォーでね」なんていう女性がいますが、これってちょっとした諦めポイントを自分で作り出している証だと思うんです。そうすると、ご自身のお肌の悩みときちんと向き合うことができなくなってしまう。でも、年齢は関係ないんですよね。まずは、ご自身のお肌の状態を正確に把握し、そこに必要なケアを楽しみながら続けていく。そのためにも、まずはネガティブな発想や、そこに繋がる言葉を使わない、ということも必要なことなのかもしれません。

新しい商品にも、どんどん挑戦してみてっ!

美容を楽しむヒケツは、何ですか?

 やはり、心地よさを基準に、いろんなことを試してみることだと思います。最近は、優秀なコスメが沢山出ているので、ひとつのものに固執せずに、新作のサンプルを使う、ドラッグストアや美容雑誌などで新しいコスメをチェックしてみるなど、ご自身の中でも美容に関する情報をアップデートしていくと、スキンケア選びそのものが楽しくなってくると思うんです。

ただ、最近は情報がありすぎて、どれがいいのかわからない、といった方も多いようですが、そういった女性へは、どのようなアドバイスをされていますか?

 いずれにしても、いいなと思ったものは、ご自身のお肌で試してみないことには、それが自分にフィットするかどうかはわかりませんよね。ですから、まずはいろんなサンプルを試してみる。そして、違和感がないか、あるいは刺激が強すぎないか、といったことを、体感を通して見極めていくことも重要だと思います。
 コスメは日々進化していますから、諦めずに、いろんなものにチャレンジして欲しいですね。

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美肌のヒケツは…“ゴリゴリとウワウワ〜”

最後に、岡本さんの“美肌テク”があれば、ぜひ教えてください。

 昔、小顔マッサージに通っていたときに教えてもらったのですが、耳の下からアゴにかけてのリンパをよくほぐしてしています。ここは、強めにマッサージしてもいい部位らしいので、手を拳にして、強めにゴリゴリしています。あとは、スキンケアの仕上げに、眉間のマッサージも行うようにしていますね。デスクワークが続くと、無意識のうちに眉間にシワがよってしまい…。ふと鏡を見たときに険しい表情をしていると、もう気分まで凹んでしまいます。おでこのシワって、そうした表情の積み重ねでもあるので、ここのケアは意外と重要なんです。
 合い言葉は“ゴリゴリ(アゴ)とウワウワ〜(眉間)”(笑)。どちらも、すっごく気持ちいいので、ヤミツキです。

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 それから、ちょっと顏色がくすんでいるな、と感じたときには耳たぶをひっぱるようにしながら耳の付け根をぐるぐるするのも、おすすめです。血流がよくなって、顔色がパッと明るい印象になりますよ!

岡本静香
「日本すっぴん協会」会長。美容家。雑誌でのコラム連載、ラジオレポーターほかヘアアクセサリーデザイナーとしても活躍中。著書に『鏡を見るのが楽しくなる!』(アストラ)がある。また、現在2冊目の書籍(ダイヤモンド社から今冬発売)を執筆中。

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