vol.1

アオハルクリニック院長
小柳衣吏子(こやなぎえりこ)

はじめから読む

シミやシワ、たるみの治療はもちろん、一人ひとりに適した正しい洗顔法や、保湿といった自宅での肌ケアに至るまで丁寧にアドバイス。その細やかなサポートに定評がある「アオハルクリニック」の院長、小柳衣吏子さんをインタビュー。働く女性からの支持も厚い、美容のスペシャリストが伝える美の本質とは……。さらに、日常でできる美肌の作り方もレクチャーいただきました。

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肌は全身の状態を映し出す鏡

アオハルクリニックの特徴を教えてください。

 美容専門のクリニックですが、シミやシワといった表面的なエイジングケアだけをフォーカスしていません。肌の治療はもちろん食事や運動についてもアドバイスしています。
 体のどこかに不調があれば、それは肌にも如実に反映されてしまうもの。つまり、肌は体の内側を映し出す鏡なんです。だからこそ体と向き合い、食べるものや生活リズムから改善していかなくては本当の美肌にはなれなません。このように美を通して体のことまで掘り下げていくことで健康にも意識が向かうようになります。これこそまさに、よりよく歳を重ねる“ウェルエイジング”の本質だと思いますね。

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ウェルエイジングを実現する上でもっとも大切なこととは何でしょうか?

 体にいいことと悪いこと、双方の知識を、きちんともつことではないでしょうか。
 とはいえ今は情報過多で、何が本当に正しいのかわからず、自分にとって必要な選択ができない、あるいは間違った情報が刷り込まれてしまっているケースも見受けられます。
 そんな情報に溢れる今だからこそ、美容クリニックを活用してほしいですね。一人ひとり異なる、肌や体との適切な向き合い方を知ることのできる場所なのですから。

UVケア・洗顔・保湿が美肌の鉄則

実際には、どのような方がクリニックに来られますか?

 ニキビや、エイジングの初期症状ともいえるシミやシワで悩まれている方が多いですね。ただ、敷居を高く感じられているのか、まだまだ美容クリニックにいらっしゃる女性というのは一般的ではないのが現状です。年代を問わずすべての女性に、もっと気軽に、もっと身近に美容クリニックを活用いただきたいです。効率的に美への知識が得られ、より健康的な日常を送れるヒントがたくさんありますよ。

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クリニックに来られる方に、お伝えしている共通のアドバイスはありますか?

 365日、とにかく紫外線対策を怠らないこと。これはシミやシワだけではなく肌のたるみや毛穴の開きといったお肌のエイジング全般の予防に欠かせません。
 それから、肌の保湿、正しい洗顔といった基本的なスキンケアについても細かく指導しています。

スキンケアで注意すべきポイントとは?

 夜、寝ている間に肌は生まれ変わります。このターンオーバーを正常に促すには、肌を清潔に保つことがとても重要になるので、寝る前のメイクオフは徹底するよう、お伝えしていますね。ただ、洗顔の際は「肌を強くこすらない」、また「熱いお湯では洗わない」というのが鉄則です。むしろ水のほうが肌にはいいくらいで、お湯を使う場合であっても体温程度のぬるま湯で十分に汚れは落とせます。
 つい泡切れのよい熱めのお湯で洗ってしまう、あるいはヒフがキュッキュッとなるまで、顏をゴシゴシしてしまう……という方がいらっしゃいますが、それでは肌に必要な水分や油分まで奪い取ってしまいます。皮膚のキメを痛めたり、敏感肌を招いたり、このような過剰な洗顔が原因になっていることもあるんです。

肌の状態に応じたケアが大切

ダブル洗顔も洗い過ぎに繋がっているのでしょうか?

 夜の肌は、酸化した皮脂や化粧品、さらに空気中のホコリがベットリ。特に暑い季節は、いつもよりも汗や皮脂が多くなりやすいのでクレンジングでメイクオフした後に、泡洗顔をするのもよいでしょう。ただ敏感肌の方では、ダブル洗顔が、かえって肌の不調を引き起こしてしまう、といったこともあります。いっぽう、普段はダブル洗顔をしても問題ない、という方でも乾燥しやすい季節や生理前などは、過敏になることもあるんです。つまり、万人にダブル洗顔がよいわけではありません。かつ状況によっては不向きなタイミングもあるわけです。大切なのは、元々の肌質、あるいはその時々の肌の状態に応じた洗顔を心がけることだと思いますね。

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生理前は、どのような洗顔が適していますか?

 生理前、またその前後はホルモンバランスの影響で、ニキビが出来やすくなる一方で、頬だけはカサつく……といった混合肌のような状態に陥りやすくなります。そんなときには、皮脂が多い箇所だけ洗顔料を使うといった、パーツ別に異なる洗顔をするのがおすすめです。

年齢によっても、肌ケアは変えたほうがよいのでしょうか。

 もちろん!10~20代の頃はオイリー肌だったという方でも、30代になるとどうしても乾燥しやすくなりますから、若い頃と同じスキンケアでは肌の負担となってしまいます。そして50代では、さらに保湿能力が低下してしまうので、20代、30代の頃から洗顔と保湿のバランスは意識しておいたほうがよいでしょう。
 洗顔は肌の状態に応じて、必要以上に洗いすぎないこと。そして顏を洗った後は化粧水などでしっかり保湿をする。これを基本に、年齢とともに保湿効果の高いものを選ぶようにするといった工夫が必要になります。

最近では、化粧はもちろんスキンケアもしないといった“肌断食”なるものも注目されていますが……。

 確かに化粧をしない、肌を触らないという日があってもよいと思いますが、皮脂の分泌や、肌のターンオーバーを考えると24時間洗顔をしない、というのは肌リズムをかえって崩してしまうのではないかという気もします。
 そういった観点からも、たとえお休みの日でも洗顔と保湿だけはしておいたほうが、肌の状態を健やかに保てると思いますね。

今日からできる、美肌習慣

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本質的な肌質改善には何がおすすめですか?

 適度な運動と健康的な食事、それからよく眠ることです。特に「きちんと夜眠り、朝起きる」といった規則正しい睡眠リズムは、美肌における重要なポイントです。
 睡眠時間は、7~8時間確保することが理想です。さらに毎日決まった時間に寝て起きるということも大切です。

食事の面では、どのようなことに気をつけるとよいでしょうか。

 スイーツ好きな女性は多いと思いますが、糖分の摂り過ぎは美肌の大敵。体にとって不必要な糖分は、「糖化」といって体内のタンパク質を劣化させてしまいます。それはやがて、肌の黄ばみやくすみ、たるみを引き起こすといわれています。この糖化を抑制するためには、甘いものを食べすぎないことが一番よいのですが、どうしても食べたいときには、食物繊維もたっぷりと摂る。あるいは、空腹時は避けるといったことを意識してください。

小柳先生が、美肌のために取り入れている習慣はありますか?

 毎日欠かさず水溶性のビタミンやミネラル、抗酸化作用のあるサプリを飲んでいます。規則正しい食事が重要だといいながらも、私自身会食が多く、その上甘いものには目がないのです(笑)。不摂生をするときは、その分をケアするための対抗策を欠かしません。
 また、どんなに忙しくても週に1回は、ホットヨガで体を動かすようにはしていて、時間があるときにはゴルフなども楽しんでいます。
 あとは、お風呂で体を温める、そしてたっぷりと睡眠をとることですね。

読者におすすめの、日常でできる美肌ケアがあれば教えてください。

 首や肩まわりが凝っていると顏の血流も滞ってしまうので、仕事の合間には背伸びや肩回しなどで、凝りをこまめにほぐすようにするとよいでしょう。それから、お風呂に入りながら、リンパマッサージを行うのもおすすめです。ただし、マッサージは強くやりすぎないことがポイント。そっと撫でるように行うのがポイントです。。私も、仕事の合間に伸びや肩回しを必ずするようにしています。肩こりは美容の大敵です!

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 そして、もしシミやシワでお悩みでしたら、ぜひアオハルクリニックへ。原因を探り、体ときちんと向き合ったうえで処置を施せば、、お肌は必ず答えてくれます。

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小柳衣吏子(こやなぎえりこ)
アオハルクリニック院長。皮膚科専門医。順天堂大学医学部卒業後、都内の美容皮膚科で経験を積み、平成23年、アオハルクリニックの院長に就任、現在に至る。“ウェルエイジング”をスローガンに、多くの人にとって、よりよい治療を日々模索する美容皮膚科のスペシャリスト。

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アオハルクリニック
美容皮膚科クリニックなら東京にあるAOHAL CLINIC(アオハル クリニック)へご相談ください。クリニカルスキンチェック(肌診断)によって治療メニューや的確なスキンケアをご提供する美容皮膚科クリニックです。
アオハルクリニックHP:http://www.aohalclinic.jp/

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