Vol.7

たっぷりのハーブとフルーツの力でキレイを磨く!タイ美人の秘密

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「きれいでありたい」そう願う女性たちの心は万国共通です。なめらかな肌、美しい髪、チャーミングな笑顔…。世界中を見渡せば、まだまだ私たち日本人が知らない“美”をつくるためのメソッドがたくさんあふれているはず! そこには、今よりもっと輝くためのヒントが隠されているかもしれません。

第7回は、タイ編。人々のおおらかさとおいしいタイ料理、エネルギーにあふれたバンコクの面白さに魅せられ、3年間タイで暮らした経験もあるライターの美濃羽佐智子さんが「タイ女性の美容事情」についてお話します。

タイ人女性のキレイの秘密とは?

私がタイで暮らして驚いたことのひとつに、一緒に働くタイ人女性の美に対する意識の高さがありました。しなやかでスラリとしたカラダに完璧なメイク、こちらまでつられてしまいそうな、とろけるような笑顔は、さすが微笑みの国! といったところ。美しさのためにかける努力も見習うべきことがたくさんありました。

豊かなフルーツとハーブがキレイを作る基本

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南国タイは、フルーツとハーブの宝庫。街のあちこちで見かける屋台では、絞りたて100%のフレッシュジュースやカットフルーツが気軽に楽しめます。ハリウッドセレブや有名モデルが取り入れて美容ドリンクとして定着したココナッツジュースも、タイではフレッシュそのもの! 移動途中や仕事の合間に手軽にビタミンチャージをしています。

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また、タイ料理にはタイのハーブがふんだんに使われています。日本のタイ料理店で人気のソムタムも、ダイエット中の女性が好んで食べる料理のひとつ。青パパイヤには脂肪の蓄積を押さえる酵素やビタミンC、カルシウムなどが豊富に含まれ、デトックス効果と美容に効果的と言われています。

体の外から美にアプローチする魅惑のタイマッサージ

もう一つ、タイに来て驚いたのが、マッサージ店の多さです。コンビニよりもマッサージ店の方が多いのでは? というほどメジャーな存在で、値段も1時間600円くらいからとリーズナブル。みんな行きつけのお店を何店か持っていて、ちょっと疲れたなと思ったら気軽に活用します。

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最近のニュースとしては、昨年、ザ・ペニンシュラバンコク内に「ザ・ペニンシュラ ウェルネスセンター」が開設されて話題になりました。これは世界各国のザ・ペニンシュラホテルズからセラピストが招聘されてワット・ポー王宮マッサージの技術を学び、自国で同じプログラムを提供するというもの。ワット・ポーとは、タイ古式マッサージの基礎になっていると言われる寺院で、1836年にラーマ3世がタイ医学や仏教、占星術などの学術資料を集めてワット・ポーの壁画に描かせたものがタイ古式マッサージの始まりとされています。

タイ人のマッサージデビューは赤ちゃんの頃から。タイ人女性には美脚の持ち主が多いのですが、これは脚が真っ直ぐに育つように赤ちゃんの頃から行う「ベビーマッサージ」のおかげかもしれません。

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タイマッサージと一緒に使用される「ハーバルボール」も、タイならではのプロダクトです。ハーブを布に包んでボール状にしてハーバルボールを作り、蒸して温めたものを体に押し当てていくのですが、これが本当に気持いい! ハーブの有効成分がもみほぐした体の表面から経皮吸収されるとともにハーブの心地よい香りが鼻からも伝わり、効果を促進します。

ハーバルボールの中身はそれぞれ異なりますが、浄化作用のあるタマリンドの葉や疲労回復や抗菌作用のあるレモングラス、沈静作用や咳止めに効果のあるコブミカンの葉など、タイの伝統医学に基づいてハーブがブレンドされています。中にはハーブを自社農園からこだわって作るというスパもあり、併設のショップでは購入も可能。大きなスーパーなどでも売っているので、お土産にもおすすめです。

植物の力を賢く美容に取り入れる

ハーバルボールは大好きだけど、1人で行うのはちょっと大変…。そんな時は、レンジで温めて使える「ハーバルピロー」が活躍します。ネックピローやアイピローなど、気になる場所に置くだけでOK。産後ケアや目や肩の疲れを癒すために自宅で活用する人も多い、簡易版のハーバルボールです。

また、タイのコスメブランドには、タイならではの植物の力に注目したものもたくさん。日本のセレクトショップでも見かけるパンピューリやハーン、タンも、タイのブランド。イギリス発のドラッグストア「ブーツ」ではタイの植物を用いた「サバイアロム」というシリーズを発売して人気を集めています。

「コブミカンの葉が髪に効くから。マンゴーには抗酸化作用がある」などなど、タイ人女性は植物に対する知識が豊富。みんな上手にアイテムを選んでいきます。プロの手と自分の知識を総動員して美容に取り組む。そんな毎日の積み重ねが大切なようです。

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美濃羽佐智子(みのわさちこ)
出版社勤務を経てフリーランスとなり、2011年から3年間をタイ・バンコクで暮らす。現在は拠点を東京に移し、アジアを旅するエディター・ライターユニットTom☆Yamのメンバーとして活動中。共著に『キレイを叶える週末バンコク♡』(ダイヤモンド社)、『タイ行ったらこれ食べよう!』(誠文堂新光社)。 http://www.team-tomyam.com/

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