ニキビの教科書

ニキビのことをよく知って、
キレイ肌を目指そう!
ニキビの種類や原因、
効果的な毎日のお手入れをご紹介!

/ CHAPTER 1 /

ニキビの種類を知ろう!

「ニキビ」といっても、実は4タイプも!
あなたのニキビはどの種類?

  • 白ニキビ

    毛穴周辺の角質が厚くなって毛穴をせばめ、皮脂がうまく排泄できず、ぽつんと白くできます。

    白ニキビ
  • 黒ニキビ

    白ニキビ後、毛穴からうまく排泄できず、たまっている皮脂が外気に触れて汚れがついたり、皮脂が酸化したりして、黒っぽくなる状態。

    黒ニキビ
  • 赤ニキビ

    毛穴がふさがれて、細菌(アクネ菌など)が増え、炎症を起こしている状態。
    このとき、皮ふには赤く盛り上がった部分ができます。痛みや赤みを伴って、炎症を起こしているので、指でつぶしたり、さわったりは禁物です。

    赤ニキビ
  • 黄ニキビ

    赤ニキビのあとに、さらに様々な細菌が増えると膿(うみ)をもった状態になります。

    黄ニキビ

/ CHAPTER 2 /

ニキビの原因を知ろう!

「ニキビ」は様々な原因で起こります。
しっかり理解しましょう。

あなたのライフスタイルに関係する原因
皮ふの汚れ・皮脂の分泌

皮ふに付着したさまざまな汚れと、毛穴から分泌される皮脂が混ざり合って、毛穴をつまらせます。
このことがニキビの大きな原因になります。

便秘

便秘になるとニキビができますよね?
その原因の一つは、消化された食物が腸内に長くとどまり、有毒物質を発生するためです。有毒物質が排泄されずに腸内から吸収され、皮ふまで運ばれると、ニキビが悪化してしまいます。
便通をよくするには、規則正しい生活と適度な運動、そして牛乳・くだもの・野菜などを多く摂ることが大切です。

ホルモンバランスの働き

皮脂の分泌にはホルモンが大きく関わっています。このホルモンバランスが乱れがちになると、ニキビのできやすい状態につながります。
女性であれば、生理前の2週間は、ホルモンの関係でニキビができやすくなるでしょう。

ストレス

過度の緊張・疲労・不眠などのストレスやイライラで、ホルモンバランスがくずれ、皮脂腺が活発になってニキビができやすくなります。

偏った食事

脂っこい食事や甘いもののとりすぎなど、偏った食事をしているとニキビの原因になります。とくにビタミンは大切です。
ビタミンAは、皮ふにうるおいとハリを与えます。ビタミンB群は、脂質代謝を活発にし、皮脂の分泌を適正に保つ働きがあります。ビタミンCやビタミンEは皮脂の酸化を抑える働きがあります。
バランスのとれた食事を心がけましょう。

日焼け・紫外線

紫外線を浴びると、皮脂などが酸化されたり、活性酸素が生成され、それらがニキビの炎症を悪化させる原因になるといわれています。
紫外線から肌を守ることは、ニキビ対策にとってとても大切なのです。

/ CHAPTER 3 /

ニキビを予防するポイント

毎日のお手入れで、
効果的なケアを行いましょう。

キレイ肌への近道
  • 丁寧な洗顔をまめにして、常に肌を清潔に
  • 十分な睡眠を取る
  • 食べ過ぎ、飲み過ぎ、夜食などで胃腸に負担をかけない
  • 脂っぽい食事や甘いもの、ナッツ類、もち米類は控える
  • 洗顔後の顏を拭くタオルなど、顔に触れるものは、いつも清潔に
  • 便秘にならないように適度な運動をする
  • 髪が顏にかからないようなヘアスタイルにする
  • 紫外線ケアをする