女子にとって無視できない“ニオイ”の話

日やけ止めの、ニオイのもとは活性酸素。

ロート製薬は「ニオイ」や「使用感」、「効果」など、さまざまな観点から製品を検討し、皆様に満足いただける製品をおくりだしたいと常に考えています。
実は、ロート製薬に数多く寄せられるご意見の中で最も多いのが「ニオイ」に対するもの。日やけ止めを塗ってしばらくすると感じる、あの独特の「日やけ止め臭」でした。
このニオイの原因を研究したところ、紫外線散乱剤に関係があるということがわかったのです。

従来の紫外線散乱剤は紫外線を反射して肌に届かないようにしてくれるのですが、その時に活性酸素を発生させてしまいます。
この活性酸素が肌表面にある皮脂などを酸化させる際に、あの独特の「日やけ止め臭」が発生していたのです。
活性酸素は、最近、老化に関係するものとしてしばしばメディアでも取り上げられるので、この名前を耳にしたことがある方も多いと思います。
実は、活性酸素は物質を酸化させる力、分かりやすくいうとサビさせる力が非常に強いものなので、イヤなニオイの原因となっていたのです。

そして辿り着いた、ロート独自の高密度コーティング技術

様々な試行錯誤の末、紫外線散乱剤を高密度コーティングして表面をしっかり覆えば、紫外線が当たっても活性酸素の発生を抑えられるということがわかりました。
わずか20~30ナノメートルという、超微小なパウダーの一粒一粒をコーティングするわけですから実用までの道程は困難でしたが、遂に2004年、「日やけ止め臭」が抑えられた製品を完成させました。

こうしたナノレベルの研究分野において、日本の技術は世界のトップクラスなのです。
お客さまからの評価は良好で、「いやなニオイがしないから良い」という多くの声をお寄せいただいています。

ロート製薬の日やけ止めは日々研究を重ね続けています。
「昔、日やけ止めを使ったけど、あのニオイがイヤで…」という理由で、日やけ止めを敬遠しているというお声を耳にすることもありますが、そんな方にも自信を持っておすすめできます。
日やけ止めの進歩を、文字通り「肌」で実感してみてください。

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