目のトラブルについて

充血

異物侵入や圧迫・摩擦等、物理的刺激が起きた事を伝える化学伝達物質(ヒスタミンやセロトニン等)が作られたり、疲れ目から酸素不足となった角膜への酸素提供のため血流量が増加した結果、皮膚や粘膜の表面が赤みを帯びて見えます。

結膜充血 毛様充血
結膜充血 毛様充血
鮮紅色 ピンク色(血管が細くぼやける)
血管の分布 目尻目頭に強く、黒目周辺に弱い 黒目周辺に強い
血流の方向 目尻目頭から黒目に向かう 黒目周辺から放射状に走る
移動性 結膜を動かすと動く 深層なので動かない
瞼の裏の充血 充血あり 充血なし
血管収縮剤の点眼 充血は消失する 不変
主な疾患 急性結膜炎 虹彩毛様体炎、角膜炎、強膜炎

原因と対策

結膜充血
眼精疲労や物理的に受ける軽度の刺激等により起こります。
対策:血管を収縮させる成分(充血除去剤)、ナファゾリン塩酸塩や塩酸テトラヒドロゾリンの点眼により症状が緩和します。症状がひどい等の場合は、なるべく早く専門医に相談する必要があります。
毛様充血
眼球結膜下の深部血管に、虹彩毛様体炎等の疾患が原因で起こります。
対策:病変が深部なので血管収縮剤を点眼しても効果は見られません。原因疾患を治療するために、なるべく早く専門医に相談して下さい。
※充血が呼び水となり炎症が悪化する事もあるので、放置せず適切なケアをしましょう。

〈参考〉
結膜下出血

結膜下の小さい血管が破れ、結膜に血豆のような物ができます。目をこすったりお酒を飲み過ぎた時、寒い時によく起こりますが、原因がはっきりしないこともあります。血液が眼球内に入ることはなく、放っておいても2~3週間、長くて2~3ヶ月で自然に吸収しますので、特に心配する必要はありません。

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