Vol.6

「おばさん」とは言わせたくない! 心得ておきたい、若々しさと若づくりの違いって?

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若さ=美しさでは決してないというのはわかっているけれど、いつまでも若々しく見られたいのは女性の本音。なのに、“おばさん”なんて言われたら正直ショックで立ち直れない!50代でも女性として憧れてしまう素敵な先輩もいれば、何だか若づくりだなと感じてしまう40代の女性もいますよね。「若々しさ」と「若づくり」の違いはどこにあるのか、考えてみました。

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若づくりと若々しさの違いって?

美容への情熱はもちろん、ファッションもライフスタイルも自分らしく、アクティブに生きている日本女性は、ひと昔前に比べ、見た目も意識も実年齢より確実に若返っている印象。いろいろなものがボーダレスになっている今、メイクもファッショントレンドも年齢に関係なく楽しめるようになっています。だからといって、アラフォー女性が20代の女性タレントのような服を着て、ヘア&メイクを真似してもそれはただイタイ人になるだけ。アラフォーが20代を目指したら、それは単なる“若づくり”に。髪形にしてもメイクにしても体型にしても“無理している感”があるのはやはりいただけない。では、若々しさとは? ここで1つ基準になるのが実年齢。若々しさを語る際、みなさん声にこそ出しませんが、そこには「実年齢よりも~」という枕詞が必ず入っています。だからこそ、自分のライフスタイルやキャリアに合わせ、それ相応の装いをするのが正解。そのうえで若々しく魅せるポイントをいくつか取り入れると、実年齢より若々しく見えるのです。目標は、実年齢-5~8歳といったところでしょうか。

若々しさを引き出す秘訣は”ツヤ感”!年齢に合わせて美容知識をアップデート

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パッと見たとき、人はどこを見るかと言うと、顔の中でも面積が広い頬。そして、絵画の額縁的役割を果たす髪は、その人の印象を決めると言われています。つまり、肌と髪この2つの印象でその人の見た目年齢が決まると言っても過言ではありません。この2つに共通することでポイントにしたいのが、“ツヤ感”。ツヤには、潤いや透明感、ハリ感、清潔感、色気など、さまざまな意味を含んでいます。だからこそ、肌にしても髪にしてもツヤがないと「お手入れしていない」「生活が雑そう」「疲れていそう」など、ネガティブな印象を持たれがち。逆にツヤがあれば、トレンドの髪形をしていなくても、肌にシワがあっても「イキイキしている」「幸せそう」「生活が充実していそう」と言う印象を持たれます。すなわちこれが“若々しさ”ですよね。

実は肌にツヤ感は簡単に出すことができます。ポイントは、水分+油分の保湿。水分の保湿は化粧水。一度顔全体に広げたら手のひらで包み込むようになじませて。その後、目の周りから頬、口周りに重ね塗りを。ここがまさに“ツヤポイント”となるところなので入念に潤して。そして、ツヤは水分だけでは完成しません。必ず油分の保湿である乳液かクリーム(両方使ってもOK)を重ね、油分を重ねましょう。ベタつきが気になるようなら、最初に頬や目周りなど乾燥しやすい部分に伸ばし、Tゾーンは薄めに塗ると気になりませんよ。この2つのバランスで肌のツヤは完成します。

また、ヘアのツヤも保湿が重要。乾燥している毛先はこまめにカットするのはもちろん、シャンプー後、ドライヤーをかける前に必ず洗い流さないタイプのトリートメントをつけて乾かすだけでも髪の印象は大きく変わりますよ。

顔、体の“ライン”を意識する

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ライン=線。女性は年齢を重ねると、性格も体型も丸みを帯びます。これが成熟であり、優しさや包容力など、年齢ならではの魅力となるわけですが、あごのライン、首から肩にかけてのライン、二の腕、下半身に丸みが出ると見た目がおばさんっぽい印象になります。たとえ、体重が変わっていなかったとしても。何となく老けたと感じる正体はここにあります。おばさんっぽさとは、実はゆるみ感なんですよね。これをストイックな筋トレで引き締められれば理想ですが現実はなかなか。でも、ラインを意識することでスッキリ、若々しく魅せることはできます。たとえば、無意識に上がってしまうあごを引き、口角を上げるようにする。肩を下げ、首を長く見せるようにする、立つとき、座るときにお腹に力を入れてひっこめる、ひざが開かないようにする、歩くときは頭頂部から糸で引っ張られているよう背筋を伸ばす……、などなど、顔や体のラインを意識すると見た目が変わります。

おばさんは無意識の生活、若々しさは意識的な生活。これを肝に銘じると、表情や立ち振る舞い、姿勢が確実に変わってきます。年齢に関係なく、「もういいや~」と思ったときから誰でもおばさんに。おばさんにはいつでもなれるのだから、ちょっと踏ん張って、1日でも長く若々しさを満喫しましょう。

【執筆者プロフィール】

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藤井優美(ふじいゆうみ)
美容業界歴25年。美容専門編集プロダクション「dis-moi」主宰。美容専門誌、女性誌の美容記事の企画・制作・執筆をはじめ、コメンテーターやアドバイザー、セミナー講師として活動。元エステティシャンという経歴を生かし、コスメ開発やエステアドバイスも行う。

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