LHは普段から少量分泌されていますが、分泌には個人差や周期による変動があります。
「ドゥーテストLH排卵日予測検査薬 スティックタイプ」は、尿中LH濃度が一定濃度以上あるかないかを判定する検査薬ですので、日頃から尿中のLH濃度が高い場合などは陽性判定が続くことがあります。逆に、分泌量のピーク時でも濃度が低いときなど、陰性が続く場合があります。
1検査初日から陽性になった場合
既に排卵された可能性があります。妊娠を望む場合は、できるだけ早く性交することで、妊娠の可能性が高まります。
また、陰性に変わることが確認できるまで検査を続けてください。
確認できない場合は、3.検査期間中、陽性が続く場合をご確認ください。
2検査期間中、陰性が続く場合
早期に医師、薬剤師に相談してください。
通常、排卵期に、本品を使用すると陽性となりますが、女性の内分泌的背景、例えば不規則な月経周期、短期LHサージ(12時間以内)などの原因で、まれに陽性とならないことがあります。
3検査期間中、陽性が続く場合
早期に医師の診療を受けてください。
妊娠、分娩後、流産後、胞状奇胎・絨毛癌などの絨毛性疾患、人工妊娠中絶後、あるいは不妊治療のための薬剤投与、内分泌障害、閉経期などでは、排卵と無関係に、陽性が続く場合があります。
4検査をし、その都度陽性を確認した上で、適切な時期に性交しても6周期以上妊娠しない場合
妊娠しにくい原因は排卵に関する問題だけではありません。できればパートナーと一緒に医師に相談してください。
ただし30歳代後半以上の方、結婚後妊娠できない期間が長い方、早期の妊娠をご希望の方は早めに受診することをおすすめします。