えっ、これじゃメイクできない! 肌荒れがヒドい日もキレイでいたいなら?

えっ、これじゃメイクできない! 肌荒れがヒドい日もキレイでいたいなら?

空気はまだまだ乾燥している上に、陽ざしが強くなってきて紫外線量は急上昇。さらに花粉やホコリなど、この時期ならではの外的刺激も加わって、意外にも春は肌にとってストレスフルな環境です! ボロボロのお肌じゃメイクがのらない… そんなピンチを上手に乗り切る方法を、ヘア&メイクアップアーティストの新見千晶さんに教わりました。

春は外からの刺激がいっぱい! 春先の肌はストレスフル

冬の間は保湿をがんばっていたのに、暖かくなると油断してしまうという人は多いもの。春はまだまだ湿度も低く、どんどん陽ざしが強くなってくる時期でもあります。お肌が春の準備をできていないまま、乾燥や紫外線などのストレスを受けやすい季節でもあるんです。さらに、花粉症やホコリ、寒暖差によるアレルギーで、無意識に目や鼻のまわりをゴシゴシとこすってしまう人も少なくありません。

気が付いたら肌はボロボロ、いつも使っている化粧品さえ合わなくなるほどデリケートな状態に。でも、スッピンで会社やデートに行くわけにもいかないし、どうしよう…!

そんなときは肌をケアしながらキレイに見せつつ、きちんと「メイクしている感」を出せるのが理想ですよね。そこで、どんな時でもハードな撮影を乗り切るメイク術にも詳しい、メイクアップアーティストの新見千晶さんにポイントを聞いていきましょう!

お疲れ肌も3つのポイントでこんなにキレイに!

「外的ストレスで疲れた状態の肌にとって、しっかりフルメイクは負担になります」と新見さん。ポイントをおさえた最小限のメイクでも、キチンと見える効果が高い3つの方法を紹介します。

ポイント1. しっかりカバーは「目のまわりの三角形」だけでOK

しっかりカバーは「目のまわりの三角形」だけでOK

新見さんによれば、「人が顔を見る時に真っ先に視線が行くのは目とその周辺、つまり顔の中心部分」なのだとか。この部分が荒れていると目立ちやすいとも言えますが、逆に言えば、「この部分さえきちんと整えれば、ほかの部分はラフに仕上げても気づかれにくい」とも言えます。

まずはしっかりとスキンケアで保湿を施した後、カバー力と保湿力あるファンデーションを目の下のクマのラインに点置きし、外側に向かって放射状に伸ばしていきます。このとき、顔の隅々まで塗り込むとかえって、首との色の差が目立ったり厚塗り感が出たりするのでその必要はなし! また、何度も重ね塗りすると肌の負担になるので、下地機能があるBBクリームやクッションファンデなどを活用するのもおすすめなんだとか。

クマが目立つ人や、頬のシミなどのトラブルが気になる場合は、コンシーラーを重ね付けするのも吉。肌荒れで顔色が悪く、くすんで見えるときは、オレンジ系のコンシーラーが重宝しますよ。

ポイント2. きちんと感の決め手は「キリッとした眉尻」

きちんと感の決め手は「キリッとした眉尻」

眉は人の顔の印象を決める大切なパーツ。ナチュラルメイクでも眉さえ整っていれば、不思議と「薄いながらもきちんとメイクしています、という印象に見える」とのこと。

とはいえ、眉だけクッキリハッキリ…になってしまってはアンバランス! 幸い、最近のトレンドはやや太めのふんわり眉なので、「髪や瞳に合う色をフワッとやさしく乗せるイメージで描きましょう」と新見さん。ただし、眉全体はふんわりさせても、眉尻はスッとシャープに描くのがポイント。オフィスでもOKなキリッとした印象になります。眉尻は長すぎると老けた印象になるので、イラストのように小鼻と目尻の延長線上を目安に描いてくださいね。

ちなみに、眉を描くのが苦手な方は、高い方の眉をもう一方に合わせて「眉頭の高さ」をそろえること。また、「眉頭と眉尻の高さ」も合わせるようにしてみましょう。眉は数ミリでも印象を左右するので、ハサミでカットしたり剃ったりする際は少しずつ注意しながら行いましょう。

ポイント3. 頬の赤みは「緑のコントロールカラー」をON

頬の赤みは「緑のコントロールカラー」をON

無意識に手で顔をこすってしまい、赤くなってしまった! そんなときベースメイクを重ねてしまうとどんどん「厚塗り」になってしまいます。ここは、コントロールカラーの出番。赤みの反対色(補色と言います)の緑色を補うと、赤みが抑えられて気にならなくなります。

使うのは赤味が気になる部分に、ほんの少しだけでOK。ファンデの上から薄くムラなく、クルクルと塗り広げていきます。この時、力が入りにくい薬指を使えば、肌にかかる負担を減らせます。

新見さんによれば、「色白でも色黒でも、色むらがないだけで肌はキレイに見える」とのこと。メイクの仕上げに顔全体をチェックして、ワンランクアップした肌を目指しましょう。

メイクの前のワンステップで弱った肌をすこやかに!
美をサボれないあなたに

メンソレータム カユピット

このように、プロの手にかかれば荒れた肌を賢くキレイに見せることはできますが、これだけでは根本的な解決にはなりません。春は歓送迎会や楽しいイベントなど、メイクを楽しみたい機会も多い季節。普段のお手入れもしっかりがんばって、時にはお薬の力を借りてみては?

そんな時にぴったりなのが、メンソレータムのお薬「カユピット」。4つの有効成分配合で、今あるかゆみや荒れをおさえながら、外部からの刺激に抵抗できる健やかな肌に導いてくれるお薬です。7つのフリー処方(非ステロイド、尿素無配合、ノンメントール、アルコールフリー、弱酸性、無着色、無香料)なので、顔はもちろん、目や口の周りのデリケートな素肌にも使えます。ベタつきやテカリも少なく、塗った上からメイクできるのもうれしいですよね。

非ステロイド。効き目しっかり。

「伸びが良くさらっとしているので、朝のメイク前に使っても、メイクがよれたりすることがなさそうですね」と新見さん。弱酸性、無香料、無着色。メントールや尿素、アルコールも配合されていないので、敏感肌の人でも使えます。

おなじみの「ナースマーク」が目印のメンソレータムシリーズは、薬局で手軽に買えるのも嬉しいポイント♪ プロの技や医薬品のチカラを借りて、こっそりキレイな肌を手にいれましょう!

メンソレータム カユピット

メンソレータム カユピット
(第2類医薬品)

効能・効果

かゆみ、湿疹、皮膚炎、かぶれなど

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取材協力
ヘア&メイクアップアーティスト 新見千晶さん

ヘア&メイクアップアーティスト 新見千晶さん

美容誌・雑誌・広告などで、モデル・女優・タレントを数多く担当。撮影現場で培ったプロの美ワザから生まれた「新見流・美のルール」はメイク初心者にも上級者にもわかりやすいと好評。All aboutメイクガイドを務める。