目のおはなし

Vol.1 目の老化について

01

目も加齢とともに様々に変化します。

目も加齢とともに様々に変化します。

水晶体が黄色く堅くなり、硝子体も変性し、縮んでくる(ひどい時には硝子体が液化し、剥離等が起きる)他、視力、涙液の分泌量も変化します。

02

調節力の低下:近くが見えにくくなる(老眼)

調節力の低下:近くが見えにくくなる(老眼)

年をとると水晶体が硬くなり、弾性力が失われます。
そのため加齢とともに水晶体が厚くなりにくくなり、調節力が低下し、近くが見えにくい「老眼」になります。
通常、読書に必要な距離は約30cm。
これは40代~50代の調節力に相当します。そのため、50歳を過ぎると同じ距離での読書が困難になります。

03

涙の減少:

涙の減少

涙の分泌量も加齢とともに減少します。これは涙腺の機能低下によって起こり、目が乾きやすくなります。そのため、通常なら涙で洗い流される量のゴミでも角膜に付着してしまい、障害を起こしやすくなります。

また、加齢により涙の排泄機能(ポンプ作用)も低下し、涙の管も細く詰まりやすくなるため、分泌量が低下しても逆に涙があふれ出てしまうという、相反する減少が起こることがあります。

04

代謝の低下:

代謝の低下

ダイエットなどで基礎代謝といった言葉を聞いたことがあるかもしれません。体の新陳代謝と同じように、瞳にも新陳代謝機能があります。
この瞳の代謝も年齢とともに下がるといわれています。
血流も低下することで、疲れた瞳の回復力が低下し、なかなか疲れ目がもどらなかったり、疲れやすくなってきます。

老眼度チェック

2つ以上当てはまったらそろそろ老眼が出はじめている可能性があります:夕方になると視力が低下する/目の疲れや肩こり、頭痛がひどい/食事や会話のときに自然とメガネを外すようになってきた/知らないうちに新聞や本を離して見ることが多くなった/仕事中など近くを見ていて急に遠くを見ると、目がかすむ
2つ以上当てはまったら瞳の老化はかなり進行している可能性があります:薄暗いところで新聞を読めない/携帯電話やスマホの文字入力が格段に遅くなった/文庫本や近くの小さな文字を読むのがつらい/眼鏡を外すと文字が見えやすい/色彩が鮮やかではなくなった

【監修】医学博士 梶田眼科院長 梶田雅義

老眼(老視)症状は実は早い人では30代半ばから起こり始めます。
約45歳あたりから老眼症状を本格的に感じやすくなる方も多く、
瞳の曲がり角と呼ばれたりもします。
ご自身の老眼の進行度合いに合わせて、しっかりと瞳をいたわってあげたいですね。

老眼との上手な付き合い方

老眼症状が出始めたら

老眼症状が出始めたら

近くを見る作業をするときには、焦点があう少し遠く(2~3m先)を10分に1回1~2秒見て、筋肉をストレッチしましょう。

ずっとモノを見続けるのではなく、立ったり歩いたり、適宜運動をしたり、目の周りの筋肉(外眼筋)をマッサージすることも効果的です。

近くがだんだん見辛くなり、疲れやかすみ目を感じやすくなるのは、ピント調節機能の衰えと、疲れ目の回復力の衰えの兆し。PCや読書など細かい文字をみる作業をするときには、ピント調節筋や外眼筋を動かして疲れにくくすることを意識しましょう。温めたりツボの刺激も効果的でしょう。

老眼が進行してきたら

老眼が進行してきたら

まず自分の目にあった矯正をしっかりすることが大事です。それでも年とともに疲れやかすみなどの症状はでやすくなってきます。うるおいを与えるだけでなく、ピント調節の回復や代謝活性、血流改善をサポートする作用のある目薬で、瞳をケアすることも効果的でしょう。

また、疲れ易くなってきているので、疲労を蓄積させないことも大切です。

瞳の機能の低下は誰にでも起こること。30代から始まる人もいて50〜60代でつらくなってくる方が多いです。自分の老眼症状とうまく、しっかりと付き合っていくことが大事です。老眼にともなう、目の疲れやかすみなどの症状は目薬でも対処できます。適正な矯正と瞳に負荷をかけない生活を目指すなど生活習慣の見直し、日々の瞳ケアでうまく老眼症状とつきあっていきましょう。

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